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| 今年5月、キス釣りに連れて行ってあげた父子から、また釣りに連れて行ってほしいと言われ、喜んで引き受けることにした。 その父子とは、取引先の某広告代理店企画部副部長とその長男リキちゃん(小学校6年生)で、一見仕事がらみの堅苦しい関係のように聞こえるが、実はオートバイ仲間でもあり、錦川(山口県)を一緒に川下り(カヌーツーリングリング)したりした遊びがらみの心安い関係なのである。かといって男同士の怪しい関係でもない(当然だが…)。ついでに書くと、昔、金井克子が歌ったのは「他人の関係」である。ああ…懐かしい…。 9月22日の午前11時半、滋賀県は堅田駅で副部長親子を乗せ、いざ出発。この日の予報では、風が強く、波もあるようなので、狙いをハゼと小アジに絞る。 エサ(アミエビ・アオイソメ・イシゴカイ)を購入するため、ヌクイ釣具店に立ち寄ると、社長が直々に笑顔で接客していた。尊敬できる良い人なのだが、社長の顔を見ると、ついビクッとして足が止まってしまうのはオイラだけだろうか…。早く慣れないと…(ウソで〜す!)。 さて、とにもかくにもまずは南側河口に向かう。が、強風が吹いているにも関わらず、スズキ(セイゴ・ハネ)狙いの方が多く、ウキがあちらこちらに浮いている。オマツリする可能性があるので、甲ヶ崎へ移動する。 過去に娘と来たことがある甲ヶ崎のポイントにも先客がおられ、状況を伺うと「チヌの子供ばっかりでダメですね」とのこと。う〜む…イヤな予感がする…。 まあしかし…ココはひとつ…やってみないことには…などとオドオドしながら釣りの準備をしていると、先客は見切りをつけたのか、プッとクラクションを鳴らすと車で走り去っていく。さらにオドオド度を高めつつ釣り開始。ルアーロッドと万能竿(4m)にキス仕掛け(天秤・4号〜8号のオモリ・針サイズ8号)を付け、チョイと投げてはゆっくりリールを巻く。案の定アタリは無い…。オイラを見る二人の視線が冷めていく…気がして、頂点に達したオドオドは、ビクビクもミックスしてオドビクになる(なんのこっちゃ?)。 重苦しい沈黙が続き、小心者のオイラが気を失いかけたまさにその時、リキちゃんが14〜15cmのハゼをゲット! 背中を丸めてオドビクしていたオイラは態度を一変、政治家のようにふんぞり返る。 先客の言ったとおり、小チヌ(7〜8cm)・小セイゴ・小フグ等に苦戦を強いられるものの、中には20cm近い大物を交え、ハゼの数は着実に増えていった。 天ぷらサイズを13匹釣ったところで、小アジを釣るため場所移動する。次のポイントである釣姫に到着したのは午後5時前。しかし、湾奥に位置する甲ヶ崎とは違い、すんごい強風にしばし呆然…。 安全を考え、場所を移動する。コンビニ弁当で夕食を済ませ、あっちこっち車で移動して、ようやく落ち着いたのは小浜新港だった。すっかり暗くなっているので、とりあえずカニマンションを沈めてビールを飲む。吹き止まぬ強風のため、する事もなく9時頃就寝。 23日、目が覚めても風は強かった…。それでも釣り客はどんどん増え、好ポイントはすでに満員御礼。とりあえず副部長父子にカニマンションの引き揚げてもらうと、ソコソコサイズのカニが2匹入っていた。「どうカニ? おもしろいカニ?」などと言いつつ、横歩きしながら人の少ないところでアジ釣り開始。 しかし、これまた苦戦を強いられる。棚を浅くすると、アイゴ(9cmほど)の猛攻で、肝心の小アジがなかなか思うように釣れないのである。それでもポツリポツリとは釣れるので、根気よく数を増やすしかない。 そして30程釣ったところで、再びハゼ釣りをするため南川河口へと移動。先客もいないので、のんびりと仕掛けを放り投げる。だが、釣れるのはヒイラギばっかし…。さすがにイヤ気がさしたのか、「おかずは充分やし、もう風呂でも入って帰ろうか?」と副部長。というわけで、上中町三宅にある「瓜割の湯」(大人880円・小人500円)でさっぱりした後、帰路についたのであった。 風が強くて思うような釣りが出来なかったが、リキちゃんは喜んでくれただろうか? ふと、ヌクイ釣具店の社長が、以前オイラに「ウチでようけ買うてくれる客がええ客と違う、釣りを楽しんでくれる客がホンマにええ客や」と、言ってくれたのを思い出す(ええこと言うなぁ…)。 |

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