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| 「光陰矢の如し」と言われるように、月日の経つのは早いもので、「貧釣倶楽部」という変なオジサン達と知り合って、早四年になろうとしている。 思えば、なぜあんな人達と関わりを持ってしまったのかと、後悔の念に苛まれないわけではない。お陰で今じゃ我がFC KAWATAも、すっかり同類として扱われている…。 このままではいけない…と思いつつ、誘われると喜んで行動を共にしてしまうのは、やはり同じ匂いがするせいだろうか…? その貧釣倶楽部が主催する釣り大会「釣れんピック」も今回で第六回を迎えることとなり、当然、我がFC KAWATAも参加したのである。 4月13日(日)、午前3時半に山科を出発。今大会は敦賀市にあるダイヤモンドビーチで、浜からの投げ釣り(対象魚はカレイ)なので、途中、ヌクイ釣具店でアオイソメを購入する。本来ならマムシを購入するところだが、あまり釣れる気がしないので買うのをヤメた…。 集合時間の6時ぎりぎりに到着すると、すでに参加者は揃っており、すぐに変なオジサン代表…いや、貧釣倶楽部のボス・たもちゃんの挨拶が始まり、続いて第五回優勝者の大門文太氏による競技説明のあと、大会は開始された。 砂浜からの本格的な投げ釣りは久々である。竿を三本出し、セオリー通り遠・中・近と投げ分ける。 すると、間もなくPEライン1号を巻いた近投用の竿にゴツゴツとしたアタリを確認。久しぶりの投げ釣りなのでアタリがあるのは嬉しいが、ゴツゴツとした小刻みなアタリはフグであることが多い。 案の定、仕掛けを巻き上げるとクサフグであった…。 PEラインはさすがにアタリが明確で、その後何度もフグのアタリを確認するが、後の二本はピクリともしない。にもかかわらず、上げてみるとフグがくっついているのだ。 この状況は参加した皆さんも同じようで、苦戦を強いられていた。あの船釣りの腕は一流とされるたもちゃんでさえ、すぐに仕掛けが無くなって釣りを終了してしまうほどだった。 その後、次第に波が高くなり、ミチイトが流れる藻に絡まるというトラブルが多くなると、誰からともなく参加者達がビールを片手に集まりだす。 そこへ高浜に住んでおられる奥野さんが、大量の魚を持って来てくださったものだから、釣り大会は見る間にバーベキュー大会へと変貌するのだった。昨日、名古屋のシモンさんがボート釣りで仕留めた大きなハゲの刺身、大阪のえりさんご一家からはいなり寿司にイカ焼き、その他にも焼き鳥や焼き肉などがテーブルに並んで宴は盛り上がりを見せる…。 今回初参加であるサトちゃんの奥様は、きっと「これって釣り大会よね? そうだよね?」なんて思ったに違いない。毎回参加しているオイラも、そう思うのだから間違いない…。 結局、宴の盛り上がりとは裏腹に、釣果の方は極貧で、参加者のほとんどがクサフグだけの釣果…。カレイが釣れなかった場合、食べられる生物を釣ったものが優勝という大会規約により、ウミウシを釣ったツリバカさんが第六回の優勝者となった。参加者達から惜しみない…っていうか、惜しまないっていうか…、とにかく拍手がおくられたのである。 そして、もっとも釣れなかった人に送られる「貧釣キング」は、釣果ゼロ、生命反応無しということで、我がFC KAWATAのトッチャンに決定した…。しかも、今回から貧釣キングになった人は、次回の大会に恥ずかしい衣裳を付けて釣りをしなければならないことに決まったのである(写真参照)。 ほのぼのと笑顔の絶えない「釣れんピック」だったが、次回から全員必死になって釣りをするに違いない…。ひょっとしたら死者が出るかもしれないな…。 |

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